膜性腎症からのネフローゼ闘病記ブログ

膜性腎症ネフローゼ症候群の闘病記ブログです。 毎日の記録や調べたことのメモ、日常のことなど。

番外編

節分&立春&漢の腎臓メシ番外編 恵方巻き

退院後188日目

急に寒くなってからというもの、風邪気味だ・・・
先々週から風邪気味で、先週は熱が出てしまった。 
インフルエンザではなかったので一安心。
とりあえず、尿の泡立ちもひどくないので、大丈夫なはずと思いたい。
本当に弱くなったものだ。

さて、今日は立春。
今日から私は大厄です。
去年の前厄でネフローゼを発症しているので、大厄はどんなものが待ち受けてるのか・・・
周囲の先輩方は「大厄の年は大変だよ」的な具体性のない、ありがたいアドバイスを色々と頂いている。
とりあえずは、今年心穏やかに過ごすこととしよう。
厄が一周半振りきれるぐらい回って宝くじでも当たればいいのに・・・

大厄ということで、昨日の節分は豆まきをした。
厄の人が豆をまくらしいので、カミさんに鬼嫁役をお願いしたら、拒否された。
しかたなく私が鬼役・・・ 
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カミさんと娘から豆を投げつけられて、豆まき終了。
福がくると信じたい。

節分といえば恵方巻き。
私もカミさんも子供の頃からそんな風習は全く無かったが、既に世の中は恵方巻きブーム。
どうも節分が一年で一番お寿司が売れる日になったそうだ。
我が家でも長いものには巻かれろ的な精神で恵方巻きを作ってみた。

寿司は腎臓メシ的にはヨロシクナイ。
なにせ酢飯には塩分がたっぷり。
店のお寿司だと1合あたり6gぐらいの塩分が入っているらしい。
おいしいけど、そりゃ喉乾くはずだ。
市販のミツカンすし酢とかを使っも1合あたり2gぐらいの塩分になる。 
できれば1合あたり1g程度にしたいもの。
塩分を抑えて美味しいものを作る時の王道はコレ。
  • 旨味を効かせる
  • 酸味を効かせる
  • 甘味を効かせる
  • コクを効かせる
ということで、まずは旨味を効かせるために、だし昆布と一緒に炊飯器で御飯を炊いている。
しかし丁度、だし昆布が切れていたので、かわりに「リケン 素材力だし こんぶだし」を1合につき1スティック(5g)使ってみた。
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次に酸味と甘味を効かせるために塩少なめのすし酢(2合あたり 酢大さじ3・砂糖大さじ2・減塩塩1つまみ)を作って、出汁で炊いたご飯と混ぜる。
ちなみに減塩塩はコレをつかっている。
普通の感覚でつかっても30%減塩の優れもの。
安くていい感じだが、旨さは粟国の塩には敵わない。
でも粟国の塩は高いんだよなぁ・・・
コレで減塩酢飯の出来上がり。
味見してみたが、だし昆布を使わなかったのを後悔した。
素材力では香りが全然たたないので、美味しさ半減な感じだった。
他の料理だと結構重宝するのにな・・・
次からは横着せずにちゃんとだし昆布使おう。

で、恵方巻きの具はこれ。
最後のコクを効かせるために脂質を多めの具を作ってみた。
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  • きゅうり
  • だし巻き卵
  • イナダの刺身
  • 鶏モモの照り焼き
  • しいたけの甘煮
  • カニ風味かまぼこ
  • レタス
写真の全ての量で塩分3g弱。
で3本の恵方巻きを作ってみた。
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  • 野菜巻き(しいたけ・カニカマ・きゅうり・レタス・だし巻き卵)
  • 肉巻き(照り焼き・レタス・だし巻き卵)
  • 魚巻き(いなだ・きゅうり・レタス・だし巻き卵)
結局、恵方巻き3本で塩分5.0gぐらい。
なかなかいい感じで作れた。
ちょっと薄いかなと思ったが、醤油も付けなくても美味しかった。
娘は願い事がそんなにいっぱいあるのかってぐらいガッツイてた。
細かいレシピは機会があればアップしようかな。 

さて、節分も終わったし、そろそろ医療費控除を申請するために確定申告の書類を作成せねば・・・

 

漢の腎臓メシ 番外編 どぶ汁

退院後 171日目

久々の更新。

先々週は年明け一発目の熱が出た。
夕方くらいから急に節々が痛くなって、寒気がした。
おかしいぞ?と思ってすぐに横になったんだが、ガクブル状態。
で、熱を計ったら38.5°。
これはいかんと、薬を飲んでお粥食べてすぐに寝た。
すぐに寝たのが良かったのか、熱は次の日の夕方には下がった。
ということで、先週までは風邪がぶり返さないように用心しながら、過ごしていた。
とりあえず、今のところ浮腫みや尿の泡立ちも変化はないので大丈夫そうかな。

今日の東京は雪。
電車は遅延&運休ですし詰め状態、道はビショビショ。
会社にいくのも一苦労。
しかも寒い。
この寒さは風邪ひきそうな予感なので、極暖ヒートテックの上にヒートテックを着るという防寒対策で出社。
が、ボウズにとって雪は天敵だと気づく。
毛糸帽にパーカーをかぶるという荒業で頭皮を守ったが、パーカー&メガネ&マスクという出で立ちは社会人とは思えない。
もう、東京は雪降ったら非常事態宣言してもいいと思う。

先週から本格的な寒さがきたこともあり、我が家では鍋料理が増えた。
野菜が多く取れて、スープを飲む量さえ気をつければ、とてもよい減塩&低たんぱく食になる。

今回はどぶ汁をつくってみた。
どぶ汁はあんこう鍋で、茨城県や福島県南部の漁師料理。
いわゆる、あんこう鍋の原型。
あん肝と味噌と野菜の水分だけで出汁をとる鍋で、これがまたものすごく日本酒にあう! 
私のカミさんの出身が北茨城。
そこで食べたどぶ汁がとても美味しかったので自分で作ってみた。
今回は調味料に普通の味噌を使ったのと、厳密に塩分やたんぱくを計測していない。
漢の腎臓メシ規約に反しているため、今回は番外編としておこう。

今回のメインのあんこうはカミさんの実家の近くのスーパーで買ってきた。
北茨城はあんこう水揚げが日本で2位で、旬の時期は普通にスーパーに売ってたりする。
安いあんこうは中国産だったりするけど・・・
ちなみに写真のあんこうぶつ切り&あんきもで¥800ちょいとかなり安い。
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まちではあんこうプッシュが凄まじく、まちのゆるキャラは「こうちゃん」というあんこうをモチーフにしたキャラ。
しかも相棒は「あんちゃん」というおっさん。
くまもん大好きのうちの娘がみたらギャン泣きするレベルだ。

ちなみに野菜はカミさんの実家の畑から頂いた白菜、長ネギ、しいたけ、春菊。
いつも帰省した時に頂けるのでとても助かっている。
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さて作り方。
まずはあん肝を乾煎りして溶かす。
水分がないので弱火でゆっくり溶かさないとすぐ焦げる。
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あん肝が溶けたら、味噌(大さじ4 塩分相当量 約4.4g)と日本酒(大さじ4)を投入。
さらに練りながら混ぜる。
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ちなみにあんこうは臭い。
そのまま投入すると、臭みが鍋にうつるので予め湯通ししておく。
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満を持して、あんこう&野菜を投入!
これまた焦げないように、たまに混ぜながら水分をあんこう&野菜から出していく。
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弱火〜中火でじっくり煮込むと水分がでて鍋完成。
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あとは盛り付けて食すだけ。
我ながら旨い!
一味や七味を軽くかけて食べるとさらに美味しかったりする。
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あんこうと鍋の前で焦がさずに見守る忍耐さえアレば、誰でもできる鍋なのでオススメ。 
ちなみに塩分は味噌とあんこう由来のものがほとんどなので、全部で6gぐらいか。
私+カミさん+娘の2.3人前で2日に分けて食べて、最後はとどめのおじやにした。
コレがツマミになるぐらい旨かったりする。
そう考えると1食分の塩分もタンパクもそれほどなくて、良いかもしれない。 

また、カミさんの実家にいくことがあったらあんこう買ってこよう。 
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T26

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