退院後984日目
尿蛋白半定量 327mg/dl (3+)
尿蛋白量(推定)1.71g/day
血清アルブミン値 4.3g/dl
4月上旬なのに桜はすっかり散ってしまった・・・
一気に暖かくなったせいで、かなり過ごしやすくなって身体に負担は少しは減ったかな。
膝の手術も無事におわった。
1週間ほど松葉杖だったが、今はやっと普通に歩ける感じだ。
負担をかけるとまだちょっと痛い感じだがほぼ問題ない。
オペは久々の全身麻酔だった。
5つ数えるところまで覚えてるが、その後気づいたのはオペ後だった。
凄いな・・・全麻・・・
MRIで取ったときに見えた関節遊離体は、実際取ってみると思った以上に大きかったらしい。
整形外科の先生いわく「こりゃ痛いよ」らしい。
オペの影響がネフローゼに出てないか不安だ。
しかも今日から新しい先生でダブル不安だ。
といことで、今日の結果。
- 尿蛋白半定量 242mg/dl (3+) ⇒ 327mg/dl (3+)
- 尿蛋白量(推定)1.36g/day ⇒ 1.71g/day
- 血清アルブミン値 4.0g/dl ⇒ 4.3g/dl
- 免疫グロブリンG 856mg/dl ⇒ 939mg/dl
尿蛋白は少し悪化したが、アルブミンは改善したのでトータルヨコバイかな。
新しい先生は前の先生よりフランクではないけど、人見知りかな?
まあ悪い先生じゃなさそうだし、そのうちお互い慣れるだろう。
その先生いわく思った以上にオペの悪化は見られなくて安心したとのこと。
人によっては一気に悪化する人もいるらしい。
今日は先生も初めてなので、ここ1年の私のネフローゼヒストリーを語ることになった。
ある程度は前の先生から引き継ぎを受けていっぽいが、やはり患者から直接聞きたいのだろう。
結果、今まで通りの方針となった。(ま、当たり前だけど・・・
先生が私のコレストロール値を見て驚いていた。
ネフローゼはコレストロールが高くなりやすいが、私の場合は善玉が高めで悪玉が基準値。
総コレステロールも基準値。
肝機能も基準値。
このタイプは魚をよく食べいる人か海外の方に多いらしい。
今の数値はとても理想的らしい。
まあ腎臓が全然理想的じゃないから、このぐらいは身体に良いところがないと報われない。
免疫グロブリンGも900mg/dlオーバーを叩き出したし、これから調子良くなってくると良いな。
地元の友達が先週、合馬の筍を送ってきてくれた。
先週末に筍の刺身、筍ご飯と筍三昧だったが、まだ残っている。
今日は筍と春野菜で天ぷらでも作るかな。
初発時、ネフローゼ型膜性腎症の患者さんで、再発した人を7人位ネットで見かけました。
完全寛解から、最短1年で再発した人もいました。
ただ、ブログを開設していない人が多々いるので、膜性腎症の患者さん全体からすると、あまり再発しないのでしょうね。
『エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2017』を見ると、欧米人の再発率は24~60%なのに対して日本人の再発率は25~33%だそうです。
膜性腎症は、尿蛋白が減ったり増えたりしながら徐々に少なくなって行くので、マイナスになるのに時間がかかるみたいです。
初発時、私は主治医から、「折角、尿蛋白が減ったと思ったら、また増えちゃったよ」と、額の汗をハンカチで抑えるように拭きながら言われました。
t26さんも時間はかかっても、不完全寛解Ⅰ型まで改善されると良いですね。